「HIITと筋トレを並行して行う場合の頻度ってどれくらいがいいんだろう?」と疑問に思う人はいると思います。
その疑問に対しての結論は以下の通りになります。
・筋トレは1週間を通じた【総負荷量】で決める
・できればHIITと筋トレは別日に行う
本記事では、上記の3点について詳しく解説していきます!
HIITの頻度は週2~3回で十分
まず【HIITの頻度】に関しては、週2~3回で十分な効果を期待することができます。
特に、HIITを始めたばかりの人やこれから始めようと考えている人は、まだHIITの負荷に慣れてないので、疲労感が強くでると思います。
筋トレと並行して行い場合は、筋トレの疲れもあるので、無理をして頻度を増やすと【怪我の危険性】が高まってしまうので注意が必要です。
まずは、頻度は少なめに設定し、HIITを【習慣化】させるのが重要です。
身体が慣れてくるまでは、週2回、慣れてきたら徐々に回数を増やしていくようにしましょう!
▶HIITの頻度ってどれくらいがベストなのか?効果を最大限に高めるための頻度について
筋トレは回数ではなく1週間の【総負荷量】で決めよう
筋トレの頻度に関しては、多くの人が「週に何回すればいいのか?」と悩んだことがあると思います。
ですが、最近の研究で【筋トレは回数ではなく、総負荷量で頻度を決めるのがいい】と分かっています。
総負荷量というのは【トレーニング強度(重量)×回数×セット数】によって決まります。
以下の例を見てもらえると【総負荷量】についてのイメージが湧きやすいと思うのでご覧ください。
50キロ×10回×3セット×週2=3000キロ
このように異なる重量でやってもトータルで見たらやってる重量は一緒になり【得られる効果は同じ】というのが総負荷量で考えるということなのです。
だから、筋トレに関しては頻度で考えるのではなく、総負荷量で考えるようにしましょう。
筋トレに割ける時間が多いのなら【頻度】で攻めて、なかなか時間が取れない人は【重量】で攻めるというようにしていくと、自分のライフスタイルに合った頻度が設定できると思います!
▶HIITだけでも筋肉はつくのか?筋トレとの違いは?【メリット・デメリット】
できればHIITと筋トレは別日に実施しよう
HIITと筋トレを並行して行って行く場合に注意したいのは【できれば別日に行う】ということです。
なぜかというと【疲労の回復が間に合わなくなる可能性が高い】という点と【それぞれの質が落ちる】ということが考えられるからです。
疲労の回復に関しては、HIITも筋トレもハードな運動なので、同じ日にやると翌日以降に疲労が残りすぎてしまいます。
その影響で【継続できない・怪我をする可能性が高まる】といったデメリットが生じてしまいます。
質の低下に関しては、【HIITをしてから筋トレをする・筋トレしてからHIITをする】となると、後にやるトレーニングに疲労が色濃く出てしまい、パフォーマンスが低下してしまう可能性が高いです。
なので、2つのトレーニングで最大の効果を得たいのであれば【別日】に実施することをおすすめします。
「ダイエットや減量を追い込みたい」という場合にのみ、2つを同じ日にやるようなスタイルがいいのかなと思います!
▶HIITとランニングを比較してみた!【効果・時間効率・続けやすさ・難易度など】
筋肉の回復を早めるには【プロテインとBCAA】がおすすめ
HIITと筋トレを別日にやったとしても、並行してやっていけば【確実に疲労は溜まる】ということは避けることはできません。
筋肉の回復にもっとも大事なのは【食事】ですが、食事を摂るのが面倒、時間がなくて摂れないという場合には【サプリメント】を有効活用していきましょう!
筋肉の成長・回復には【プロテイン】、筋肉痛の軽減・筋肉の分解を防ぐには【BCAA(EAA)】がおすすめです。
サプリメント【だけ】に頼ってはいけませんが、上手く使えば良い成果を出すことができます!
それぞれのサプリメントとHIIT(筋トレ)関係性については下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてください!
【プロテイン】
→HIITにプロテインは必要?飲んだほうがいい理由について解説【おすすめ紹介】
【BCAA】
→HIITは筋肉痛のときでもやっていいのか?無理をすると怪我のリスクが高まる!?
まとめ
今回は【HIITと筋トレを並行して行う場合の頻度】というテーマについて解説させていただきました。
HIITは週2~3回、筋トレは回数ではなく、総負荷量で判断する。
そして、HIITと筋トレはできれば別日で行うということを覚えて頂ければ、今回の内容は完璧です!
今回はここまでとなります!
それでは!!
・筋トレは1週間を通じた【総負荷量】で決める
・できればHIITと筋トレは別日に行う
【参考文献】
『世界一効率のいい 最高の運動』川田浩志
『科学的に正しい正しい教科書』庵野拓将