・HIITの強度が低くて追い込めてない
・食事管理が全くできてない・甘い
短いインターバルで筋トレ(運動)を繰り返すことで
高い脂肪燃焼効果が期待できる【HIIT】
そんなHIITを行っているのに
「定期的にやっているのに痩せない…」と
嘆く人は少なくありません。
そういった人たちは
以下のポイントに問題があるため
痩せられない可能性が高いです。
・自分の体力レベルにあったHIITができていない
・HIITだけで食事管理ができてない
本記事では、上記の3つのポイントに絞って解説していきたいと思います。
HIITをしても痩せないときに見直すべきポイント
ここからは
【HIITをしても痩せないときに見直すべきポイント】を
3つご紹介していきます。
初心者の方は大体この3つのどれかに問題があることが多いので
自身に当てはまるものがないかいしっかりチェックしてみてください!
HIITが適切に行えているか?
1つ目は【HIITが適切に行えているか?】という点です。
まず、【HIITの定義】というのを紹介しておきたいと思います。
・数十秒~数分行う高強度の運動を繰り返すインターバルトレーニング
・定型はない、一般的に合計時間を4~30分に設定する
・タバタプロトコルやクロスフィットもそれに該当する
上記が【HIITの定義】になります。
この定義を前提にHIITの基本形を解説します。
一般的なHIITの型は
【20秒全力で動く×10秒休憩×8セット=4分】というのが広く知られています。
※8セットというのはあくまで目安
ダッシュでいえば
【20秒ダッシュ×10秒歩く×8セット=4分】が
基本の型となります。
ここで大事になってくるのが
【インターバルを長く取りすぎてないか?】という点です。
HIITは非常にキツいトレーニングなので
初心者の方は4分ももたない可能性が高いです。
だからといって、インターバルを長く取りすぎると
心拍数が高い状態をキープできず、HIITの効果が下がってしまいます。
HIITの脂肪燃焼効果は
心拍数が一定以上まで上がらないと
最大限まで高まりません。
なので、「HIITをやっても痩せない」と悩む人は
まず【インターバルの長さが適切か?】という点を見直してみてください!
▶HIITは筋肉が分解されてしまうのか?エビデンス(根拠)のある対処法を紹介!
自分の運動レベルに合った強度のHIITが行えているか?
2つ目は【自分の運動レベルに合った強度のHIITが行えているか?】です。
簡単にいうと【楽してないか?】ということです。
これに関しては、習慣的に運動している人や
もともとなにか競技としてスポーツに打ち込んでいた人が陥りがちなポイントです。
ネットや本で見たまんまのHIITをやってみたものの
「なんか痩せない」という人は、【強度】が足りてません。
HIITの最適な強度として【最大心拍数の7~8割】というのが基準としてあります。
「最大心拍数はどうやって測ればいいのか?」というと
下記の計算式を使うと簡単に算出することができます。
【最大心拍数≒208−0.7×年齢】
※上下10くらいの個人差はある。
この数値を目安に自分のHIITの強度を決めれば
HIITの効果を最大限に享受することができると思います!
「数値とか図るの面倒くさいよ」という方は
感覚でいいので「ややきつい」と感じる程度の
強度に設定すると自然に7~8割になると思うので、試してみてください!
▶HIITで吐き気がするのは追い込みすぎかも?適切な負荷のかけ方は【心拍数】がカギ!
HIITだけでなく食事管理もできているか?
3つ目は【HIITだけでなく食事管理もできているか?】という点です。
これは意外に多くの人が陥りがちなポイントだといえるでしょう。
「これだけキツイ運動をすれば多少多く食べても平気」という考えは非常に危険です。
ダイエットで1番大事なのは、運動でもサプリでもなく【食事管理】です。
消費カロリーよりも摂取カロリーが上回れば、どんな人でも太ってしまいます。
その反対になれば、どんな人でも痩せることができます。
なので、HIITをいくら正しく行えていても
【消費カロリー>摂取カロリー】を守れないと痩せることはできないので注意しましょう!
▶HIIT後の食事で注意すべきポイントは?意識して摂るべき栄養素について
まとめ
今回は【HIITをしても痩せない場合に見直すべきポイント】について解説させていただきました。
今回の内容をまとめると以下の通りになります。
・HIITの強度が低いと痩せない
・HIITだけでなく食事管理も怠らないように
みなさんもどれか当てはまったポイントがあれば
是非、見直していただき、次回以降のHIITに活かしてみてください!
それでは!!
HIITはアンチエイジングに効果あり?若返り効果は本当に期待できるのか?
HIITで起こるアフターバーン効果ってなに?【脂肪を効率よく爆速で燃やす効果】
【参考文献】
『HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング』【著】岡田 隆
『世界一効率がいい 最高の運動』【著】川田浩志